



1974年築の総戸数183戸、14階建ての重厚感ある外観。昭和時代に設計されただけあって、エントランスに飾られたマンション名の看板が古っぽい・・・でも、どこかなつかしさを醸し出しています。
リビング・居間の照明は調光機能を備えたダウンライトを使用。人間は、明るいと神経を休めることができないことをご存知ですか?少し暗めの明るさが人間にとって一番リラックスできる環境だそうです。
水周りの清潔さは欠かせません。キッチンエリアはキッチン台本体、レンジフード、蛇口と設備を一新しています。もちろんオシャレも忘れておりません。ワインラック、ワイングラスレールを設置。ちょっとしたBAR気分を味わえますね。敬遠されがちな3点ユニットも大理石調の化粧シートを貼り付けることで高級感を演出。
古めの構造のせいか給湯器が玄関の靴置場の上に設置されています。入った瞬間にこの威圧感は気持ちいいものではないはず。ということで、造作をしてロールカーテンで目隠しできるようにしました。
茅場町、八丁堀、水天宮前のちょうど中間点に立地しており、オフィス街であわただしい昼の顔とは打って変わって、夜は静寂に包まれており気持ちがいいです。そんな夜にマンションすぐ横の隅田川テラスを散歩しながら、目に映る月島の高層タワーマンション郡の光、夜11時頃まで青くライトアップされている永代橋、さらにはUFOの円盤みたいに光を放つ東京スカイツリーは非常に綺麗な光景です。
その土地柄からどのような借り手が住んでもらえるかを始点として考えたところ、「ごちゃごちゃしている都会で働いている人が、帰宅したらリラックスできるお部屋」というコンセプトに辿り着きました。
スカンジナビアンシンプリシティは「北欧のような質素であるが、だからこそ大事な部分が見えてくる暮らし」という意味を込めています。
60,000円が賃料相場のところを、約20%UPの73,000円で貸すことに!賃貸募集業者のご協力もあっての成功でした。
借り手さんは近所の介護サービスに従事している女性の方のようです。毎日の疲れをこの部屋で癒せますように。